人口減少経済の新しい公式

「人口減少経済」の新しい公式―「縮む世界」の発想とシステム
松谷明彦
2003 日本経済新聞社


豊富な切り口と様々な示唆

人口減少問題がクローズアップされる中,社会資本整備のあり方をどう考えるべきかそのヒントを求めて手に取った.
本書は,経済学とは縁のない我々に,人口問題の裏側に潜むさまざまな課題を提示している.

人口減少と高齢化そのものが問題なのではなく,そのスピードが問題の本質であるということ.
近い未来に到達する現実問題の中で,必要なのは多様性の享受.
そしてぎりぎりの中で様々な課題に対する処置がもとめられる.そこには行政主導ではなく,住民自身が生き方を選択していくこと,社会資本のあり方についてはとくに,重要となる.

地方都市も明確な方向性の提示が求められる.
本書の中で,とくに新鮮だったのが,地域経済圏の形成における田園のもつ可能性について.
農業生産基盤に関わるものとして,今後この可能性を十分に吟味していきたい.

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