明日の環境と人間

明日の環境と人間―地球をまもる科学の知恵
2004/化学同人 川合真一郎・山本義和著

本書は“環境問題”として,世間でいわれていることを,あくまで一般的にまとめたもの.

たとえば第2章に示されている温暖化に関しては,IPCCの報告書と各種ハンドブック・地球白書など,一般的なことが述べられることが多い書籍の中でも,さらに一般的な内容になりがちなものからの引用が多い.

3~5章は,汚染物質に関する内容で,著者らの専門分野である水生生物に対する影響が比較的くわしく記述されている.
が,5章の最後に記述されているような“実験的に実証されている場合でも,実際の環境中の濃度レベルとは1~3桁もかけ離れた高濃度条件下でなされていることが多い”といった文章にきちんと目を向けて,内容を理解する必要があるように感じる.

普通の人が怖がっている環境問題のカタログだと思って眺めるのが良いと思います.



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