わが息子よ,君はどう生きるか

わが息子よ、君はどう生きるか
????/三笠書房 チェスターフィールド著,竹内均訳



この本(手紙)が書かれたのは1777年.イギリス絶頂の時代.
重商主義の真っ直中にあり,世界一の工業国であり,物質的に不自由しない時代であった.この時代のイギリスの雰囲気は,いまの日本に似ているといわれる.

そんな時代をしっかりと生き抜いていくために,父が息子に贈った懇親の手紙.いや,説教集.


人望を獲得しろ.品格を持て.
その為には,何事にも自分で考え判断する力をつけなさい.

頑丈な枠組み(内面)と魅力的な装飾(外見)が合体すれば,それに勝るものはない.


そうなるための細かい先人(=父親)の知恵が,多くおさめられている.
ここに建前はない.とても泥臭く,一見利己的ともいえる表現が数多くある.

でもそれは,この人間社会を生き抜くための紛れもない処世術なのだ.


この本は,「紳士の教科書」と呼ばれ,多くの識者に親しまれてきたという.
品格のある者になれと.さしずめ,日本でいう“武士道”か.


できれば今を生きる多くの若者に,できれば高校生~大学生ぐらいのあいだに,この“罪のない「生きる知恵」”に触れてもらいたい.そう感じる本でありました.





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