不足する水資源

不足する水資源
2000/栄光 高木善之


水の大切さを“説こうとしている”本.

だけども,実際には過剰に読者を怖がらせているように感じる.

ターゲットとなる読者層はどのあたりなのだろうか.
文字が大きく,挿絵もふんだんにある割には,ルビもなく結構難しい単語も出てくる.
ので,子どもには難しいように思える.

中盤から後半になるに連れ,トーンはかなり悲劇的になっていく.
もうすぐ水はなくなって,世界が破滅するんじゃないかと,助かる望みの無い悲惨な気分を味あわされる.
そして,ページをめくると著者が代表を務める「地球村」の活動が紹介される・・・という構成.

著者が言うように事実を知ることは大切で,それを啓蒙する大切さも認めよう.
だけど,それはちゃんと“事実”を教えていることが前提条件なのである.

そういう意味では,ちょっとお薦めできないですね.この本は.



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック