水の自然誌

水の自然誌
2001/河出書房新社 E・C・ピルー 古草秀子「訳」



こういう位置づけの“水”の本はいままでありませんでした.

水に関する日本語の本の多くは,専門家向けの数式がたくさん入った水文・水資源関係の本,もしくは一般向けの飲料水に関すること,河川に関するものがほとんどで,本書のように水循環そのもの,とくに雨として降った水が,陸地を流れて再び空へ戻るまでの様子をわかりやすく綴った本はほとんどありませんでした.

日本ではなじみの薄い水文学というものを,理解してもらうにはうってつけの本です.

ずいぶん昔に購入して積読したままだったことをちょっと悔やみました.

いま私のまわりのこれから水文学を学ぼうとする学生さん達に,この本を読むことを薦めています.

本書で,風景としての川や飲み水としての水ではなく,循環する水,生きている水の不思議な振る舞いについて思いを巡らせてみませんか?



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