宮崎の名水環境

宮崎の名水環境
2006/鉱脈社 坂口孝司著




宮崎県に存在する“名水”を写真と共に紹介している本.

いわゆる“名水”というと,「水質の良い安心でおいしい水」というイメージだけが先行しています.けれども“名水”の定義は,「名高い清水,茶の湯や酒造りに適した良い水.有名な川,名川」というものであり,必ずしも「水質の良い安心でおいしい水」ではない.だから,名水の中身をきちんと見分ける必要があるのですが,本書では,著者が生化学の専門家であることから,水質に関する調査が為されていて,それぞれのページに分析結果が示されているので,読者自身がその判断をすることができる点がとても良いと感じました.

そして,本の冒頭には「水質の良い安心でおいしい水」であるかどうかを判断するための最低限の水質の基礎知識もやさしく解説してありますので,一般の人にも十分判断することができるのではないかと思います.

ただ・・・.科学者として不適切だと思わざるを得ない記述が2,3あるのが残念なのところです.

でも,地域の風土を綴るこういう本は,望ましいものだと思います.

水系毎にわけて解説されていて,地図も載っていますので,この本を頼りに実際に訪れてみたいという気になりますね.



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