正しい敬語の使い方

正しい敬語の使い方
2004/PHP文庫 永崎一則




社会人としての経験が増していく毎に,公の場所で話をしたり,様々な続柄の人と交流したりする機会が増えていきます.
そんなとき気になるのが自分の言葉.もちろん話の内容ややりとりの中身そのものも大切ですが,それ以上に自分の言葉遣い,とくに相手に対して失礼な言い回しをしていないかどうかが気にかかる機会が増えてきた.

一つ自分の言葉遣いを見直す機会にと思って手に取った一冊.

第1章・第2章には“ことばづかい”に対する著者の思いが綴られています.しかし,正直にいってくどい.ことばづかいは人間関係を円満にする要素の一つではあることは認めますが,そこまで万能なものではないはず.著者との温度差にちょっと辟易してしまいます.

第3章以降は,敬語の使い方,謙譲語・尊敬語・丁寧語の区別をさまざまな事例を元に解説していて,非常に参考になります.
とくに8章以降の職場・社外・社交の場におけることばづかいのあれこれは,一つ一つきちんと読んでいくと,その場に合わせたことばづかいのルールが見えてきます.


私たちがことばづかいで間違える原因の多くは,普段自分が使っていることばづかいとは違う形のことばづかい=(イコール)敬語だと思いこんでいるところにあるようです.


四角四面に硬い言葉を使いまわすのは,なんともうさんくさいものですが,自然に言葉を“使いこなす”姿というのには,ある種の品格を漂わせ,理屈無しに尊敬・憧れをいだかせるるものです.
そういう意味でも,時折自国の言葉にも注視しておきたいものですね.






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック