星の王子さま

星の王子さま
1953/岩波少年文庫 サン=テグジュペリ作 内藤 濯訳





先日のNHKスペシャルを視て久々に読み返しました.
この本はいまさらレビューするまでもない名作ですので,個人的に好きなところを抜粋させて頂きます.

“「砂漠が美しいのは,どこかに井戸をかくしているからだよ・・・」と,王子さまがいいました.”

夜空を彩る満天の星空の中に王子さまの星があるとおもって眺めると,その星空は見るものにとって特別なものとなる.それとまったく同じ意味を,砂漠でたとえた場面です.
“水”の研究者である私にとっては,こちらのくだりの方を大切にしています.

それともう一つ.「ぼく」が「王子さま」を思う場面.

“この王子さまの寝顔を見ると,ぼくは涙の出るほどうれしいんだが,それも,この王子さまが,一輪の花をいつまでも忘れずにいるからなんだ.バラの花のすがたが,ねむっているあいだも,ランプの灯のようにこの王子さまの心の中に光っているからなんだ・・・”

人が人を愛おしむ気持ちをとても上手に表現しているなって,ここを読むたびに涙が出るほどに感じます.


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