私の水理学史

私の水理学史
1985/丸善 本間 仁



日本における戦後の水理学分野に多大な功績を残した東大名誉教授の本間仁先生.
同時に多くの専門書を世に送り出したことから,氏の水理学は「本間水理学」と称される.

本書は,その本間氏が同じ水理学の大御所,林泰造中央大学教授,日野幹雄東京工業大学教授,荻原国宏東洋大学教授の三方と座談会形式で対話しながら,日本の水理学の黎明期である昭和5年頃からの50年あまりの推移を振り返ったものである.

個人的な研究テーマの推移を回想しているカタチではあるものの,その当時の日本の水研究の諸問題が浮き彫りになっています.それに当時活躍されていた方々との交流から,時代時代で重要とされたものがよくわかります.

それから読んでて強く感じるのは,諸先生方がものすごくよく勉強されているということ.学問の幅がまだ狭かったこと,携わる専門家の数が少なかったこともあって,世にある水に関するいろんな問題に取り組まざるを得なかった.それが功をそうしてかとにかく経験・知識の幅が広くて深いのが印象に残ります.


とてもモチベーションのあがる本です.
水研究に関連する学生さんなどに読んでもらいたいですね.





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