奇妙な論理Ⅱ なぜニセ科学に惹かれるのか

奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか
2003/早川書房 マーヒン・ガードナー/市場泰男・訳


1952年に出版された疑似科学分野に関する古典本の第二弾.

引き続き古典的なニセ科学がいろいろと紹介されています.
UFO,ホムンクルス,アトランティスとムー,ピラミッド,様々な代替医療,性の産み分け論や,骨相学まで.
「水」の研究をしている私は,ときどき出くわす地下水脈を探し出すというダウンジングに関する章をよく読むように心掛けました.

しかし,なんといっても旧・ソ連の生物学者:ルイセンコにまつわるエピソードは,科学者としてとても見過ごせない「歴史」だと感じました.科学が権威にすり寄ったときに興ること.とても恐ろしいこの現実を私たちはきちんと知っておく必要があると感じました.

それから訳補として加わっている最近の疑似科学の情勢や,日本の疑似科学事情にも触れている池内了氏の解説が,この本に十分すぎるほどの華を添えていますね.

ちょっと読みにくいけど,いい本です.
いろんな人に読んでもらいたいです.



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