森林水文 森林の水のゆくえを科学する

森林水文 森林の水のゆくえを科学する
2007/森北出版 森林水文学変種委員会編


現在,森と水に関する事象に対する社会の期待が大きくなっているように思います.酸性雨の問題や,緑のダム論争,温暖化関連など.多くの正しいことの中に深く入り込んでいる誤解や思いこみがたくさんあって,一般社会と科学者との間に溝があることを時折感じます.

この本では,森林に関する水に関する研究を概観することができる.あくまでも科学的な立場に立った森の見方を様々な角度で提示しています.
結構難しいこともあるので,一般の人が読み進むのは難しいとは思います.
でも私のような森林と水に関する研究の周辺部にいるものにとっては,森林と水に関する研究の最新事例に触れることができるうえ,その研究の幅の広さを実感できて,非常に役に立つ本であると思います.

それに本書を執筆しようとするに至る経緯は,同じ研究者としてとても興味深く感じました.

水のことを詳しく知りたいと思う学生さんには是非目を通してもらいたい本ではありますね.



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