渋沢栄一「論語」の読み方

渋沢栄一「論語」の読み方
三笠書房 渋沢栄一/竹内均 編・解説



「論語」を扱った本は,世にたくさんありますが,この本はなんといっても明治期に数々の日本経済の礎を築いた渋沢栄一がまとめ,解説しているところに魅力があります.
孔子の教えを,渋沢氏流に解釈し,彼の交友関係のなかでその生き方に当てはまる人を示しながら,「こうあるべきだ」と説いています.その交友関係がまた豪華!
明治維新期に活躍した人物が数多く登場するので,そういった意味でもおもしろく読み進めることができました.

さらに編集・解説は,科学雑誌:ニュートンの創設者でもある東大名誉教授の故・竹内均氏.そういった意味でもとても贅沢な本だなぁっと思います.

さて,肝心の論語.読む時期によって心に響く一説がきっと変わっていくことでしょうが,今回私に響いたのは,孔子流の人材教育術を記したこの一説でした.

「子曰く,憤せざれば啓せず,ひせざれば発せず.
 一隅を挙げて三隅を以て反せざれば,則ち復びせず.」

折に触れて読み返して,いきたいなと思う本でした.

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