天才論 ダ・ヴィンチに学ぶ「総合力」の秘訣







脳科学者・茂木健一郎的な視線で見る,ダ・ヴィンチの天才性を語った本です.
ダ・ヴィンチを画家として捉え,画家としての才能を論じているので,絵画の挿絵が多く入れられ,行間も大きいので非常に読みやすく,あっという間に読むことができます.

本書の主張は,茂木氏の類書となんら代わりはありません.
脳科学的に見た天才・頭の良さは,過去への理解や,他分野の幅広い見識といった総合的な知性が大切であるということ.
「総合的な人間性の理解,人生の理解,世界の理解と,特化した専門性への強靱で強烈な没入.このふたつの資質が一人の人間のなかに両立したときにはじめて,天才という現象があらわれるのではないかと私は考えています.」

人々がある人を天才と認識するにいたる過程に関する考察もなかなか面白いです.
「何が起源なのかわからないと感じさせるくらい,「起源となった何ものか」から大きな変貌を,天才の作品は示しているのです」
そう,大切なのは,「起源の隠蔽」.
謎があってこその天才.

本書は,天才を論じてはいますが,読むと学習に対するモチベーションがグンっとあがります.絵画,ダヴィンチ,モーツアルトなどに関するちょっとしたうんちくを学びつつ,モチベーションを上げることができるなかなかお得な一冊だと思います.

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