親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング 論理的に考える力を引き出す






論理的なコミュニケーション能力は,意識して訓練しなければ獲得することができないスキルだと私は思っています.
相手の意図を汲み取りながら会話らしきものを展開するぬるま湯のコミュニティに浸っていては,自分の意見を述べることすらままならず,到底まともな議論はできません.

学生達を見ていると,どうもそういったコミュニケーションスキルを持っているとは思えず,また彼らはそのことを自覚していません.
どうどうと「自分はコミュニケーション能力を持っている」と主張し,就職活動で敗戦を繰り返します.

そういった現状を鑑み,やはり意図的に論理的コミュニケーションスキル向上のためのトレーニングをする必要があると思い,いろいろ探した中で見つけたのがこの本でした.
この本の対象は小学生から中学生ぐらいまでなので,基本的すぎる部分も多々ありますが,コミュニケーションで重要なことがきちんと抑えられていると思いました.現役の大学生でもちょっと難しいかな?と思わせるコミュニケーションスキルもいくつかありました.

私の印象に残ったものは,
・主語に敏感になる-自分を認識する
・相手の行為に対して感謝の意を表現する
・かみ合った問答をする
・理由の中身を考える
などで,そのなかでもとくに,「議論の力を育てる」トレーニングはとても参考になります.
これは

・事実か意見か
・自分の立場をはっきりさせる
・反対の立場で意見を言う
・相手の意見を受け入れる

といった項目によって成り立ちます.
とにかく,この本を読んで,学生のコミュニケーションスキルの貧弱さを嘆くだけでなく,まずは学生との日常的な会話を意図的にコミュニケーションスキルの向上の場として私が意識し,「察しの悪い先生」となり,一つずつ矯正していこうとする姿勢を持つことが必要だなと感じました.


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