ウォーター 世界水戦争


ウォーター 世界水戦争
株式会社共同通信社
マルク・ド・ヴィリエール


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水が大切!っと説く本の一つです.
なかでもこの本では,すでにあちこちで火種になっている水を巡る紛争とその歴史を丁寧に記述しているのが特徴です.
ただすべての地域のすべての歴史を丁寧に読むには,非常に骨が折れます.
正直退屈です.

手っ取り早く水問題の本質を知りたければ第Ⅳ部を読めば大丈夫でしょう.

水に関する最近の本は,とにかく危機をあおるものが多いです.
ただし,本書は類書と違って,ある程度の抑えが効いているので私は気に入りました.
第18章の後半にこうあります.
「さし迫る生態学的な崩壊にたいして,感情的にいきすぎた関心を持つ人は少なくない.またそれとは対照的に,目の前の現実を決してみようとしない者も多くいる.・・・一方は現実離れした終末論的な物語であり,もう一方は致命的な視野の狭さに基づいた話である.」

それから,この本を読んで水の問題は,いわゆる「水戦争」という意味を改めて理解しました.

「水には四つの主要な特徴があるが,どれも政治的に重要なものばかりだ.すなわち,重要性が高い,不足している,不均衡に配分されている,共有されているという四点である.」
「水不足は,戦争の原因にはならないかもしれないが,食糧不足や貧困,病気の蔓延の原因になることは間違いない」

そしてこれが社会の混乱を巻き起こす.このことを水戦争というと.


水について,”強い関心”のある人は読んでみると良いと思います.


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