二酸化炭素温暖化説の崩壊


二酸化炭素温暖化説の崩壊 (集英社新書)
集英社
2010-07-16
広瀬 隆


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最近,台頭してきている温暖化懐疑論の本です.

本書は,温暖化していることを肯定しつつも,その原因を二酸化炭素とすることに異議を唱え,かつIPCCの体質や日本のマスコミ・一部研究者に文句を言っている本です.

反論の根拠にしているのは,ニュースを賑わしたクライメートゲート事件と,赤祖父氏の著書,ヒートアイランド,そして人々の政治的な体質.
その内容に頷ける部分もあるものの,注意しないといけないのは著者が研究者ではなく,単なる作家であること.著者の主張はあくまで,様々な文献からの引用をつなぎ合わせて,成立(?)させていることです.


類書でもそうですが,温暖化懐疑論の本はどうしてこうも攻撃的なのでしょうか.温暖化説をとなえる本や研究者を滅多打ちにしながら,反対意見の根拠になる本や論文を紹介し,自分たちの論の正しさをこれ見よがしに主張する.同様の方法が徹底されているのが私には不思議でなりません.そして不思議と共通しているのが,どこかに必ずガリレオの例を示して,少数派意見が正しいことがあるんだという主張を書いている.

批判することで自分たちの主張をごり押しするのではなく,自分たちの説を,其れを支える証拠を示しながら淡々と理論を示し,さて読者の皆さんはどう考えますか?っと投げかけるようにする方が,かえって効果的なんじゃないかと思ういますが,どうなんでしょうね.

ちょっと横道にそれてしまいましたが,どう捕らえるかは,是非読んでみて,自ら考えてみて欲しい所であります.




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