明るいがん治療3



明るいがん治療〈3〉「明るいがん講座」30話
三省堂
植松 稔


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放射線医師である植松医師によるシリーズの最新刊.

シリーズのこれまでの本とは異なって,今回は”がん”について,読売新聞に連載した記事を集め,加えてあらたに植松医師自身の持論を記述した物になっています.

抗がん剤・ホルモン療法によるがん治療は辛いものです.にもかかわらず,思ったような成果が上がってはいないのではないのか?という植松医師自身の臨床を通しての実感に答えるようなキーとなる医学研究論文を紹介し,その研究成果を詳細に読み取りながら,植松医師独自の新しい仮説を打ち立てています.

それは抗がん剤は根本的な治療法ではないということ.抗がん剤が効くがんは,全体の極1割程度しかないこと.
これらの仮説は,ガイドラインと呼ばれる基準とは相反するもの.それに異を唱えると同時に,近年の医学研究における科学倫理に疑問を投げかけています.


本書の内容は,おそらく一般の方にとっては難しいと感じるのではないでしょうか.
がんの本であると同時に,私は科学倫理・哲学に関する本のように感じました.

とにかく,本書を読んではっきりしたのは,医師に任せるのではなく,自ら情報を集め自ら考えて,がんの治療を選択していく必要があるということでした.

私にとってはもっとも参考になる内容だったと思います.

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