日本の「水」がなくなる日

水にまつわる本ではありますが、内容のほとんどは森に関するものでした。

日本の林業行政はダメで、もっと森を大切にしないとダメですよ。
森に関心はないかもしれないけど、水源がなくなるのは困るでしょ?

と、一般の人が森よりも関心を寄せがちな水を「呼び水」に、森へ目を向けましょうというものです。
ただ、いろいろと危機を煽りすぎる傾向にあるので、注意して読まないと著者の飛躍に翻弄されてしまいます。とくに水に関する記述には、大きくはあってるけど、細かくみると間違っているものが散見されます。副題になっている「誰も知らなかった水利権の謎」という部分からして、正しくない。著者はおそらく「水の利権」という意図かもしれないけれども、「水利権」はそれとは全く異なる語。本書の中には正しい意味での「水利権」の話はほとんどありません。

ややステレオタイプな著者の主張に注意しながら読めば、水の視点から見た日本の森のことをある程度外観することができる本だとおもいます。





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