テーマ:日本社会

テレビ的教養

テレビの誕生と,放送局の発展・統合の歴史を振り返りながら,テレビが日本人に与えた影響を様々な文献資料を基に紐解いた専門書. 各時代に観られるテレビの識者達による捉え方と,市民の捉え方の変遷は大変興味深いものでした. そして本書は,「テレビは家族のコミュニケーションを破壊するという批判が今では圧倒的だが,テレビ登場以前の一般家…
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日本の七十二候を楽しむ

日本に古来からある 二十四の気と 七十二の候 という季節について,そのいわれ,旬を温かい絵と共に解説した本. 本棚に置いておくと良い感じですよ. 日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―東邦出版 白井 明大 Amazonアソシエイト by
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地域を変えるデザイン

「問題の本質を一挙に捉え,そこに調和と秩序をもたらす行為」 「美と共感で多くの人の心に訴え,行動を喚起し,社会に幸せなムーブメントを起こす行為」これをデザインと定義し,日本各地で実践されている「デザイン」を紹介した本です. ものの形としてのデザインだけでなく,人々の仕組みとしてのデザインも含めて,さまざまな事例を紹介する第2章が…
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韓国 葛藤の先進国

本書の帯にこうあります. 「なぜこの国はいつも不満なのか?」 まさしく,韓国がもつ不満の根と実像をわかりやすく解説してくれる本でした. もろい経済基盤がもたらすたいへんな競争社会. それと,軍事独裁政権時代の暗い時代を,日本の記憶にすり替えてしまう民衆 誤解された民衆意識がもたらす司法の「ちゃぶ台返し」と,それがも…
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間抜けの構造

ビートたけしによる”間”を題材にしたエッセイ 笑いには「間」が大変重要である. そのことをたけしがいろいろに解説している所は,とても興味深い. その他はまぁ.雑談という感じ. それでも目に付いたのはこんな文章. ・「職人とアーティストは違うんだって.(中略)アートというのは,職人芸からの解放なんだ.それができるのが…
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日本の食と農

タイトル通り,日本の食と農についての危機の本質をずばりと述べています. JAの功罪,農地制度の問題点は,本書でも,類書でも,繰り返し述べられる所ですが 大変わかりやすく整理されているので,これらを読むだけでも大変勉強になります. しかし,この本の大事な点は,そういうことではなくて,とくに序章と二章で強調される 「食と農の…
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禁断 二・二六事件

「自分にとっての二・二六事件は、軍服を着た百姓一揆だった」 二・二六事件。 私にとっては、それまで単に日本史の教科書にあらわれる昔の出来事の一つでした。 当然、これまで事件に興味を持つこともなく過ごしてきたわけですが、ふとみた新聞の書評にのった本書を見て、初めて興味を覚え、手に取りました。 私にとって衝撃的だったのは、二…
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モダンタイムス

産業革命により工業が機械化され人間が奔走される様を描いたチャップリンのサイレント映画「モダンタイムス」 製品を製造することに関して、管理機構を作り、効率化を図ることで、分業化が進む。その果てにあるのは、分業化された目の前の作業だけをこなすという「ただの部品」としての人。 そうなると、人は全体を想像する力が消え、知覚が奪われる。 …
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バブル女は「死ねばいい」

過激なタイトルですが、サブタイトルに、「婚活、アラフォー(笑)」とついているところが味噌なんです。 団塊ジュニア女子を自認する著者が、バブル女子を相手に世代論を展開します。 前半は、かなりステレオタイプな物言いが続きます。 いろいろ広がっていく話も、徐々になぜ子供を産まない女性が増えているのか?という所に焦点が絞られてきま…
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いまだから読みたい本-3.11後の日本

本当に,タイトル通り”いまだから読むべき”文章がちりばめられていました. わずか100ページほどの本ですが,付箋だらけになってしまいました. たとえば,寺田寅彦の「津波と人間」.昭和8年に発生した東北太平洋岸の津波被害についての文章.繰り返される災害に心を痛めながらこう書いています. 「こういう災害を防ぐには,人間の寿…
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生きる悪知恵

西原版「怒り新党」っというのが,読んで一番最初に感じたことでした. いろいろな質問に対して,西原さんならではの回答が並びます. 建前としての答えではなく,ある意味,しぶとく生き延びるための答えがそこにある. うすうす感じてはいるけど,私たちは建前上口に出すことはできない. そんな事を,バシッと言ってくれているそんな気にな…
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絶望の国の幸福な若者たち

豊かな時代に生まれながら、好景気を体験したこともなく、しかも3.11:東日本大震災後の社会に生きる「若者たち」とよばれる人々が、これまでどのように「取り扱われ」てきたのかを,「若者」語りが好きな大人達の目線とは、ちょっと違う目線で「若者」語りを展開している本です。 とくに、これまでの若者論を振り返る1章はなかなか痛快。 現代で言…
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リトル・ピープルの時代

なんとなくは感じていたけれども、はっきりと言葉によって表しきれない時代感覚の変化を村上春樹の小説と、ウルトラマン・仮面ライダーのヒーロー像によって浮き彫りにしていくとても興味深い本でした。 ウルトラマンが代表する宇宙からやってきたヒーローがいま、なぜうけいれられないのか。 変わって登場した平成仮面ライダーたちは、どうしていまヒッ…
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大震災の後で人生について語るということ

日本で生活することを前提に、これからの人生設計をどう考えたらいいのか。 とくに個人のお金の管理をどう考えていったらいいのか、日本のおかれた状況を丁寧に見ていきながら考えていく本です。 長い不況とデフレの中で、不動産神話、会社神話、円神話、国家神話を失った日本。 私たち個人としての日本人がおかれている危うい状況を、まざまざと見せ…
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上から目線の構造

良い意味で予想に反し、面白く読めた本でした。 とくに後半の4章、5章は興味深かったです。 「人より優位に立ちたいという思いが強いのに、現実にはなかなか優位に立てない自信のない人物が、相手の上から目線を過度に気にする。」 要するに自己像をどのように組み立てるか。これができるか人とできない人のギャップが「上から目線」を通し…
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戦争で死ぬ,ということ

誤解を恐れずにいうと戦争を知らない私は,戦争をどこか他人事のように感じてしまいがちでした. 振り返れば物心ついてからも戦争はありました.湾岸戦争,イラク戦争,アフガン戦争など多くの紛争がありましたが,これら最近の戦争は第二次世界大戦などのような昔の戦争とはどこか違うのではなかという勝手な思い込みをしていたことは否めません. …
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「亡国農政」の終焉

「亡国農政」の終焉 (ベスト新書)ベストセラーズ 山下 一仁 Amazonアソシエイト by 農政について鋭い批評を出し続ける山下一仁氏が,自らのキャリアについて振り返りながらその時々の農政について語った本です. 農政の保守体質がどのようにして形成されてきたのか,ウルグアイランド交渉がどのようなものだったのかなど,…
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やってみたらこうだった

やってみたら、こうだった <人妻風俗>編 (宝島SUGOI文庫 A も 1-2)宝島社 本橋 信宏 人妻ホテトル嬢を客として呼び出し,彼女たちに話を聞きながら,どういう動機で何を感じながらどんな風に仕事をしているのかを綴ったルポタージュ. ホテトルというのは,客が先に待っているホテルに女性が派遣され,9…
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文明の衝突と21世紀の日本

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)集英社 サミュエル・P. ハンチントン Amazonアソシエイト by サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」をわかりやすく抜粋して,それに日本文明論をくっつけた読みやすい親書です. 世界を文明という視点でどう捉えるか.とくにアメリカ・日本・中国の関係性をどう捉えるか…
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日本の難点

日本の難点 (幻冬舎新書)幻冬舎 宮台 真司 Amazonアソシエイト by 恥ずかしながら宮台真司氏の著書を始めて読みました. 正直,面白かったです. あとがきに本人が書いていますが一人の著者が,経済,政治,宗教,性愛,教育を串刺しに論じることは大切なことだと思います. 著者が伝えようとしていることや物事…
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百年前の私たち

百年前の私たち――雑書から見る男と女 (講談社現代新書)講談社 石原 千秋 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 「昔は良かった」と無責任に,得意げに語る大人が私はとても嫌いです. 年若いものを前にして,ただ少し早く産まれたがために,主体的に動いていないのに,見聞きした内容を知っていると言うだけで,優越感に浸り…
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黒山もこもこ,抜けたら荒野

黒山もこもこ、抜けたら荒野 デフレ世代の憂鬱と希望 (光文社新書)光文社 水無田 気流 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 変な題名ですが,世代論です. しかも私とほぼ同じ年代.景気が個人の人生に大きな影響を及ぼすと言うことを思い知らされたデフレ世代. 親世代が語る昔の夢物語と,先輩世代が語るバブル期のふ…
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悩む力

悩む力 (集英社新書 444C)集英社 姜 尚中 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 一見すると,自由がいたるところにころがっているように見える日本社会. 共同体の牧歌的な結びつきを解体していく市場経済.その中で,人間も変化することを求められている.それでいて,人間というのは「不動の価値」を求めようとする. …
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今日,ホームレスになった 15人のサラリーマン転落人生

今日、ホームレスになった―15人のサラリーマン転落人生彩図社 増田 明利 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 派遣切りなどが問題になっている昨今ですが,もう少し前にホームレスとなってしまった方々を取材して,どうしてホームレスになったのかその顛末を綴った本です. この本は,急激な労働環境の悪化を受けた年末年…
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