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百億の星と千億の生命

百億の星と千億の生命新潮社 カール・セーガン Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 私が敬愛する宇宙物理学者・カールセーガンの最後の著書です. 死期迫る中で,最後まで科学への愛情,人類への愛情を存分に示した渾身の一冊です. 学問分野を超え,こんなにも人々に愛される科学者というのは,なかなか存在しないよ…
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温暖化の発見とは何か

温暖化の“発見”とは何かみすず書房 スペンサー・R. ワート Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 地球温暖化というものに,いつ頃誰が,どのように気づき,どのようなコミュニティの中で議論され,現在に至るのかを,一つの「科学史」として紹介しています. この本を読むと,様々な分野の様々な科学者達によって,あらゆ…
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理系のための口頭発表術

理系のための口頭発表術 (ブルーバックス)講談社 R.H.R. アンホルト Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 数あるプレゼンのノウハウ書の中で,私にとってもっとも役に立つ本だと思いました. 理系研究者が陥りやすい,発表の落とし穴などを非常に的確に指摘し,その改善方法を具体的に提示しています. 本書の構成自…
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恋文の技術

恋文の技術ポプラ社 森見 登美彦 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 京都大学の大学院生が,研究のため飛ばされた実験所から妹や友人たちに送った手紙を集め,その前後する内容から物語を浮き彫りにしていくというちょっと変わった構成の物語です. 面白いのは,載せられている手紙は相互ではなく,主人公・モリタからの手紙だ…
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寝ながら学べる構造主義

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)文藝春秋 内田 樹 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ とても知的好奇心をくすぐられるおもしろい本でした. とくに一番おもしろかったのは,まえがきでした. 「よい入門書は,まず最初に「私たちは何をしらないのか」を問います.「私たちはなぜそのことを知らないままで…
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オシムの言葉

オシムの言葉 (集英社文庫 き 10-3)集英社 木村 元彦 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ はやりの本はちょっと遅れて読むと,味が出るような気がします. 元サッカー日本代表監督オシムの反省と彼独特の言葉を丹念に拾った意欲的なスポーツ・ノンフィクション. とはいっても母国ユーゴスラビアの激し…
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私の男

私の男 2007/文藝春秋 桜庭一樹 不完全な人間というものを,その不完全さをものともせず理解するのは案外難しい.多くは自分の不完全さを棚に上げ,社会的に完全な人間像を他人に,そして自らに作り上げようとする.そして,作り上げようとする像の難しさを本心で感じているからこそ,不完全さを易々と受け入れている人を嫌悪する.それが…
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<新>地球温暖化とその影響

新・地球温暖化とその影響―生命の星と人類の明日のために (ポピュラー・サイエンス) 2005/裳華房 内嶋善兵衛著 IPCCの第三次報告書前後の比較的新しい知見と、内嶋氏独特の幅広い見識をもとに温暖化によるさまざまな影響について、一般向けに解説した本。 同様の本は、現在本当にたくさん出回っていますが、この本ではさま…
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レキシントンの幽霊

レキシントンの幽霊 (文春文庫) 1999/文春文庫 村上春樹 村上春樹は短編もいいですね。 エッセンスが凝縮されている感じがします。 とくに私が好きだったのは、「沈黙」と「トニー滝谷」 「沈黙」で語られる一般の人々の暴力性は、普段私が持っている感覚に非常に近意感じがして大変共感しました。哲学者:中島義道に通じ…
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フジ子・ヘミングの魂のことば

フジ子・ヘミングの「魂のことば」 2002/廣済堂 フジ子・ヘミング 壮絶な体験から語られる言葉は、大変に含蓄が在ってずっしりと響きます。 大変に泥臭くはありますが、彼女がそう言わずにはいられない感覚を、読者である私が理解することができるため、他の著名人が記す類書と比較してすんなりと心にはいってくる気がしました…
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高温障害に強いイネ

高温障害に強いイネ 2007/養賢堂 日本作物学会北陸支部・北陸育種談話会 編 近年,日本全国で問題になっている水稲の高温障害. 登熟期の高温によって,白未熟粒などが発生し品質を低下させているとされていますが,詳しいメカニズムや防止策は十分に分かっていません. 水稲の生育と気象との関係は,これまでは冷害対策の…
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改訂版 プロジェクトマネジメント 実践の極意

Microsoft Projectでマスターするプロジェクトマネジメント 実践の極意 2005/ASCII 岡野智加 本書を読んで,目から鱗が落ちました. もっと早くにこの本を読んで,Microsoft Projectを活用していれば良かったと悔やみました. 本書は,Microsoft Projectの使い方を解…
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人口減少下の社会資本整備 拡大から縮小への処方箋

人口減少下の社会資本整備―拡大から縮小への処方箋 2002/土木学会 丹保憲仁 編者・著者代表 2006年を堺に人口が減少し始めた日本. これまで人類が経験したことのない時代に突入するにあたって,これまでの人類の発展の歴史と現在置かれている状況を概観したうえで,世界における人口減少型社会のパイオニアとなるにはどうすれば…
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渋沢栄一「論語」の読み方

渋沢栄一「論語」の読み方 三笠書房 渋沢栄一/竹内均 編・解説 「論語」を扱った本は,世にたくさんありますが,この本はなんといっても明治期に数々の日本経済の礎を築いた渋沢栄一がまとめ,解説しているところに魅力があります. 孔子の教えを,渋沢氏流に解釈し,彼の交友関係のなかでその生き方に当てはまる人を示しながら,「こうあ…
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慟哭 小説・林郁夫裁判

慟哭―小説・林郁夫裁判 2004/講談社 佐木隆三 遅まきながらオウム真理教が何だったのか,地下鉄サリン事件がどういうものだったのかを理解できたような気がします. 地下鉄サリン事件実行犯の一人である林郁夫の裁判の過程から,逮捕,取り調べの過程が小説として描かれています. おもしろかったというには,あまりにも題材が…
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大学の授業を変える16章

大学の授業を変える16章 1994/大月書店 淺野誠 大学の授業でもこんな工夫ができるのか!っという軽いショックを受けました. 大学の授業はいわゆる講義形式の,言うなれば講演会の連続. 聴衆(学生)の関心度にお構いなく,学の系譜や教員の最大の関心事項が話されていくという印象が強いでしょう.そこには「教員が興味…
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水理学詳説

水理学詳説 1971/理工図書 丹羽健蔵著 改めて読み直しました. ”読める”水理学の解説書といっていい. おおむね水理学Ⅰと呼ばれる分野の様々な事象を,とてもわかりやすく,丁寧に解説してあります. 現象の説明の後に設けられた「例題」も,式の展開を省くことなく書かれているので理解しやすい. 教科書として使…
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small planet

small planet 2006/リトルモア 本城直季 一見ジオラマを写したようなのような写真たち. でも,それは現実の風景を写したもの. なぜこんなにもミニチュアっぽく見えるのだろうか. 鮮やかすぎる色がよりいっそう,ミニチュアっぽさを強調する. 自分の中にある「風景」の常識が覆される感覚. 脳を刺…
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水理学史

水理学史 (1974年) 1974/鹿島出版会 H.ラウス・S.インス:著 / 高橋裕・鈴木高明:訳 本書のまえがきにライプニッツの言葉を引用したくだりがあります. 「歴史の研究に価値があるのは,過去の人間を正当かつ公平に扱うだけでなく,現在の人間に,彼ら自身の努力の方向への指針を与えるからである.」 本書は,人…
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水の文化史 水文学入門

水の文化史―水文学入門 (1979年) 1979/文一総合出版 アシット・K・ビスワス著/高橋裕・早川正子共訳 人類・生命にとって不可欠な水 その振る舞いは経験的に理解され,古代文明発生時より様々に利用されてきた. しかし,なぜそこに水があるのか.泉からわき出る水はどこから来るのか. そういったことは神秘の…
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ファインマンの手紙

ファインマンの手紙 2006/SoftBank Creative リチャード・P・ファインマン著/ミシェル・ファインマン編/渡会圭子訳 感動しました. 久しぶりに本を読んで涙しました. リチャード・P・ファインマンは1965年に量子電磁力学の研究により日本の朝永らとともに,ノーベル物理学賞を受賞. 理論…
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まっとうな経済学

まっとうな経済学 2006/ランダムハウス講談社 ティム・ハーフォード/遠藤真美・訳 目が覚める感覚を味わえる本でした. 経済学というと一見複雑で,株や為替などの動きを扱っているイメージで,私たちの実生活からはちょっと離れたところにある雰囲気がします. しかし,本書では駅前のカフェで売られるカプチーノの価格を…
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私の水理学史

私の水理学史 1985/丸善 本間 仁 日本における戦後の水理学分野に多大な功績を残した東大名誉教授の本間仁先生. 同時に多くの専門書を世に送り出したことから,氏の水理学は「本間水理学」と称される. 本書は,その本間氏が同じ水理学の大御所,林泰造中央大学教授,日野幹雄東京工業大学教授,荻原国宏東洋大学教授の三方と…
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星の王子さま

星の王子さま 1953/岩波少年文庫 サン=テグジュペリ作 内藤 濯訳 先日のNHKスペシャルを視て久々に読み返しました. この本はいまさらレビューするまでもない名作ですので,個人的に好きなところを抜粋させて頂きます. “「砂漠が美しいのは,どこかに井戸をかくしているからだよ・・・」と,王子さまがいいまし…
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二十一世紀に生きる君たちへ

二十一世紀に生きる君たちへ 2001/世界文化社 司馬遼太郎 歴史小説家・司馬遼太郎が子どものために残したたった二つの文章をまとめた本. 小学校の国語の教科書に収められた文章なので,私たちはあまり目にする機会がなかったものです. 「二十一世紀に生きる君たちへ」と司馬氏が語りかけてきます. 目頭が熱くなってく…
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公教育の未来

公教育の未来 2005/ベネッセコーポレーション 藤原和博 リクルートのトップセールスマンだった藤原氏. そんな彼が杉並区の和田中学校へ民間出身の校長先生として赴任. 多くの反発の中で,数々の改革を行い,いまや世の注目を一身に集める公立中学校に仕上げた. その藤原校長が「日本の教育への提言」としてまとめた論…
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環境リスク学―不安の海の羅針盤

環境リスク学―不安の海の羅針盤 2004/日本評論社 中西準子 副題の「不安の海の羅針盤」は,的を得てますね. 環境問題は,明日にでも地球が人類が破滅してしまうかのように吹聴されることがしばしばある.でも,一方で大変なことが人知れず進行していることも多々ある. 本書は,水質問題を皮切りに,日本における様々な環境問…
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悪について

悪について 2005/岩波新書 中島義道 本書を読んで,心のつっかえが一つ取れた思いがします これまでの中島氏の著書を読んで抱いていた 「この人はなぜココまでマイノリティに対するマジョリティの傲慢さを非難するのか?」という感覚・疑問.それに著者自らが答えているような気がします. よりどころにあるのはカン…
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水の自然誌

水の自然誌 2001/河出書房新社 E・C・ピルー 古草秀子「訳」 こういう位置づけの“水”の本はいままでありませんでした. 水に関する日本語の本の多くは,専門家向けの数式がたくさん入った水文・水資源関係の本,もしくは一般向けの飲料水に関すること,河川に関するものがほとんどで,本書のように水循環そのもの,とくに雨と…
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生きて死ぬ私

生きて死ぬ私 2006/ちくま文庫 茂木健一郎 「かつて哲学者が担ってきた仕事を,いまや科学者が担っている.」 先日,笑う哲学者・土屋賢二氏の講演を聴いたとき彼がこう言ったのが印象的でした. 本書を読んで,この言葉の意味がわかった気がします. 脳,とくにクオリアの研究は,人間の存在意義を問う. 脳内現…
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