新版 年収300万円時代を生き抜く経済学

新版 年収300万円時代を生き抜く経済学
2005/光文社 森永卓郎


ベストセラーとなったモリタク本の単行本版.

経済指標は回復の兆しが見えつつあるが,庶民には景気回復の実感がない.
そんななか最近よく騒がれるのが,社会の二極化.
いわゆる「勝ち組」と「負け組」といわれるもの.

デフレ経済の流れの分析の中で,2年前にいち早くこういった社会構造の変化を捉え,警笛をならしてきた森永氏のこの本は,いまこのときに読むと,“なるほど”っと頷ける部分が多々あることに気が付く.

前半では経済動向と小泉政策の意図とその結果引き起こされるであろう事態を俯瞰的に述べ,
“多くの人が自分だけは収入が下がることはない”っと思っている我々に自覚を促している.
世の9割が,負け組なのだと.

しかし,後半では,それを嘆き悲しむのではなく,本当の「豊かさ」に気づくきっかけとしてはどうかと訴える.積極的に「エリート」になることを諦める.
そうすることによって得られるものに心を向けようと.

私たちは選択しなければならない.超多忙で裕福なエリートか,貧しくとも心豊かな庶民か.
この本を読んで,それを考えるきっかけにしてみてはどうでしょうか?


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