ロングテールの法則

80対20の法則を覆す ロングテールの法則
2006/東洋経済新報社 菅谷義博




ロングテールの法則.
それは従来の「80対20の法則」というマーケティング論とは正反対の考え方.

考え方自体は新しい物ではない.でも,わかってはいても従来はロングテール戦略にのり出すことは不可能だった.
しかし,ITが十分に発達し,eマーケティングが浸透してきた今,ようやくその実現可能性が出てきた.

いや,すでにそれを実現しているところが現れだした.それはAmazon.comの仕組みであるという.


従来は80対20の法則により2割の売れる本が,8割の売り上げをつくることから,以下に売れる本で陳列棚を満たすかが経営であった.
しかし,いまロングテール戦略によって,年に数冊しか売れないような「売れない本」の売れる量があまりに多いため,「売らない本」の売り上げが「売れる本」の売り上げを上回ってしまっている.

ロングテール戦略.
売れている商品だけに絞り込まない戦略.
売れるのをじっと待ちニッチがニーズになるための戦略.
そのためにはマーケティングの自動化,費用対効果を見据えた商品の区分化が必要であるという.


従量制コストに引きずられていた従来のマスマーケティングを主流とする方法を脱却して,今の時代に即したマーケティング戦略を考え直すいいきっかけを与えてくれる本だと思います.

ニッチがニーズになるための戦略だと考えれば,商品だけではなくいろんな分野に応用できそうなパラダイムですね.わたしもちょっといろいろ考えさせられました.




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