先生にこそ磨いてほしい「ことばの伝達力」






「先生」という職業に就くビジネスパーソン向けの言葉の指南書.
読者の対象を絞ったビジネス本の一種です.

生徒に対する影響力という意味では,非常に大きな力を持つ「先生の言葉」に注意を払い,それを磨く必要性を説いています.
子どもの言葉使いの悪さを嘆く前に,まず大人の言葉使いをなおしましょうということですね.
著者の言うとおり,私も意図的な言葉の指導を受けていない子に,「言葉使いが悪い」とはねのけてしまうのは,大変卑怯なことだと思います.自然に正しい言葉使いを習得できるわけではありません.周りの大人が意図的に正しい言葉使いをし,その場その場できちんと指導しなければ,身につかないと思いますので,本書の意図はよく理解できます.

ただ,こういう言葉使いの習得はトレーニングが必要だと思いますので,本書で自分の言葉を磨けるかというとちょっと難しいと思います.それに言葉使いにだけ的を絞っているわけではなく,授業の設計やコミュニケーションのノウハウなども入っているので,全体的に狙いがぼけている幹事も否めません.

要点を簡潔にまとめ,大変読みやすく仕上がっている本ですので,「先生」ではない大人達も,自分の言葉使いを意識する「きっかけ」となる本かなと思います.



メモ:
相手が理解できる「間」を取ること.その判断のタイミングは「うなずき」
言葉を先取りしてはいけない.言葉が不足していては意思が伝わらないことを早い時期に実感させる.



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