稲の品質の研究を最近している関係で,食物の根の働きがとても重要なのではないかと最近思っています.
そこで,根について書かれた本はないものかと手に取りました.
本書は,食物の根について,焦点を当て,その形態的特徴,機能などを解説しています.
とくに参考になるのは,その測定方法や評価の仕方をまとめた第2部です.
若干網羅的な内容なので,それぞれの章は余り詳しくは記述されていないので,より詳しい内容は,やはり個々の論文にあたっていく必要があります.
でも,まずは根というものの知る導入書として良いのではとおもいます.