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水を守りに,森へ

サントリーが取り組む「天然水の森」づくりのお話です. どういう経緯ではじまって,社内や社外にどのように受け入れられつつ活動が広がっていったのか. 森と水に関心を持つ一般の人が,誤解や思い込みをふりほどきつつ,現実的な森と水の知識を得て,活動へとつなげていく様がよく描かれていて,意外に興味深く読むことが出来ました. ところど…
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川の道

民俗学者 宮本常一が編集者として、日本各地の河川と人と暮らしを綴った本。 各章で著者がバラバラなので、綴っている内容も分量も章でバラバラなのでまとまりがない。日本の河川についてもう少し身のある文章が記載されているのかと思って読んだけれども、正直期待外れでした。 でも,まぁ,そもそもこの本のテーマが,「日本人の旅行の歴史をいろ…
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水危機 ほんとうの話

水文学という学問分野が扱う水についての様々な話、とくに水資源の話を軸にした素朴な疑問に答える形でまとめられた意欲的な本です。 水に関する幅広い知識をきちんとその第一人者や文献に当たった上で、誤解を与えないよう細心の注意を払いながらも、やさしく説明しておいく文章は、沖氏ならではで、とても好感が持てます。 とにかく多岐に渡る話にもか…
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水供給 これからの50年

「本書は、水道普及率が97%を超え、水道事業そのものが成熟期を迎えるなか、これまでの水道がたどってきた歴史を踏まえて、これから50年後までの水道事業が持続的であるために、いま何をすべきかという問いに対する答えを求めることを目指し」たものと序文に示してあるとおりのものである。 水事業に関わる同業者向けの本だと割り切れば、水事業につい…
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奪われる日本の森

ここ数年、注目を集める外国資本による日本の土地購入について,取材に基づいた実態と危惧をセンセーショナルに取り扱った本です。 本のタイトルにもなっている主張は、主に前半で平野氏が記述しています。 この本でやたらと危惧しているのが,水資源が枯れるとか奪われるとかいうもの. この水資源についての理解に誤りが散見されるので、そのまま額…
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渇水都市

もしも私たちにとって、とっても不都合な存在の者たちに水資源を奪われてしまったらどうなるか?ということをテーマにしたかったんだと思われる、ちょっと残念なファンタジー小説です。 小説というかたちで水資源の問題を深くえぐっているかと、期待したんですけどね・・・・。読む価値ないです。 渇水都市 (幻冬舎文庫)幻冬舎 …
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日本の「水」がなくなる日

水にまつわる本ではありますが、内容のほとんどは森に関するものでした。 日本の林業行政はダメで、もっと森を大切にしないとダメですよ。 森に関心はないかもしれないけど、水源がなくなるのは困るでしょ? と、一般の人が森よりも関心を寄せがちな水を「呼び水」に、森へ目を向けましょうというものです。 ただ、いろいろと危機を煽りすぎる…
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水辺のまちづくり 住民参加の親水デザイン

日本建築学会内の委員会がまとめた水辺についての本. 内容はおもに都市部の河川や,その親水空間を中心に,水辺に携わろうとする地域住民の活動をまとめたもの. 3章の事例集が,おそらくこの本の中心で,ここをちょっと体系的に,社会背景や水辺に関する研究事例などを1章,2章に集めて本書を構成している. だから,読み進めると言うよ…
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水路の用と美 農業用水の多面的機能

農業用水路の歴史や役割,機能などをわかりやすくしかもある程度体系的にまとめてあって,農業用水のことを知るにはとても良い本です. とくに良いのは,学術的になりすぎていないことと,手書きの挿絵があたたかみを持っていると同時に,とてもわかりやすくなっていることです. 水路というものに興味を持ってもらうのに,とてもよい本だとおもます…
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里川の可能性

里山に対して,身近な川を「里川」と呼び,この新しい用語「里川」のイメージに対して水や公共空間に携わる様々な人々の思いをオムニバスに紡いだもの. それぞれの専門分野によって,里川の捉え方,アプローチの仕方が異なるので,その点興味深いが,まとまりがないといえば其れまでともいえる. 主に都市を流れる河川,とくに東京と水辺と…
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水田の水管理と圃場整備

水田の水管理と圃場整備 (1972年)地球出版 Amazonアソシエイト by 水田と水とのこと,分かっているつもりのことを,様々な研究成果を丁寧に引用しながら,くわしく解説しています. 水田のこと,稲の生育と灌漑水の関係いろんなことを,こんなに詳しく記述している本に恥ずかしながら,私は初めて出会いました. …
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雲と霧と雨の世界

雲と霧と雨の世界―雨冠の気象の科学〈1〉 (気象ブックス)成山堂書店 菊地 勝弘 Amazonアソシエイト by 気象学の中でも雲を扱う「雲物理学」の内容を一般の人向けに解説した本.本書はとくに,雲や雨について取り扱っている. 雲や雨をどうとらえるか,どう観測して,どう考えるか.具体的に示しながら,その時代時代…
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ウォーター 世界水戦争

ウォーター 世界水戦争株式会社共同通信社 マルク・ド・ヴィリエール Amazonアソシエイト by 水が大切!っと説く本の一つです. なかでもこの本では,すでにあちこちで火種になっている水を巡る紛争とその歴史を丁寧に記述しているのが特徴です. ただすべての地域のすべての歴史を丁寧に読むには,非常に骨が折れます. 正…
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雨の科学

雨の科学―雲をつかむ話 (気象ブックス)成山堂書店 武田 喬男 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 雨にとことんこだわりつつも,一般の人にもなんとか読めるようにと工夫された形跡が読み取れる本でした. 雨のメカニズム,雲のメカニズムの説明はとても難しいのですが,この本では数式を使うことなく,少しでもわか…
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知っておきたい災害時の水対策

知っておきたい災害時の水対策―水の確保から浄水技術までオーム社 曽布川 尚民 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ おもしろい視点の水の本だと思います. 災害時に飲料水をどう確保するのかを,主に災害対策関係機関,自治体関係者をターゲットに書いています. とくに,量の問題もさることながら,とても重要な質の問…
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水と人の未来可能性

水と人の未来可能性―しのびよる水危機 (地球研叢書)昭和堂 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 2001年に創設された地球環境学研究所の一連の成果を「水と人」をキーワードにまとめたもの. 1章 人と水の関係史 2章 水を利する 3章 生態系を巡回する水 4章 見えない水をはかる 5章 水はだれのも…
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Water for Life

Water for Life (Penguin Longman Active Reading)Penguin Bernard Smith Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 簡単な英語で水のことをとてもわかりやすく しかも幅広く紹介しています. 英語を勉強する学生さんに最適な本だと思います.
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水のふしぎ発見

水のふしぎ発見山海堂 平沢 猛男 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 水にまつわる様々なトピックを紹介した本. 同様の本は,数多く出版されているが,この本がやや特徴的と私が感じたのはⅣ章水と健康生活,Ⅴ章水のメカニズムでした. 水の話というと,雨や川の話,水の分子といった科学的なところが多いのですが,こ…
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地圏の水環境科学

地圏の水環境科学東京大学出版会 登坂 博行 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 水循環や水環境を地圏からの視点でまとめた専門書. 地球物理的な観点から,地質が形成される比較的長い時間感覚で 水循環を扱っているところに,類書にない特徴がある. 水循環の中でも,とくに地下水をメインステージで考えよ…
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心やすらぐ日本の風景疏水百選

心やすらぐ日本の風景疏水百選 (PHP新書 485)PHP研究所 疏水ネットワーク Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 疏水百選の選定にあわせて,それら疏水を紹介すると共に,日本における農地開拓や農業を取り巻く政策,そしてその時々につくられてきた疏水の歴史をとりまとめた本である. あとがきにもある…
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自然環境とのつきあい方 川とつきあう

自然環境とのつきあい方 (3) 1997/岩波書店 小野有五 「自然環境とのつきあい方」と銘打ってあるシリーズの中の本であるが,全体として河川周りの公共事業に反対する内容となっている. 本書が書かれたのは1997年.長良川河口堰の問題がピークに達し,環境問題といえば河川の問題というぐらい,川と公共事業の関係性が問われて…
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水を訪れる

水を訪れる―水利用と水資源開発の文化 (中公新書) 1990/中公新書 山口嘉之著 長年ダム建設に関わってきた方が書いているから仕方ないけども,日本の水資源量の不足を強調し,ダムの大切さを訴える内容になっています. 水に関して著者が旅先で感じたこと,日本との水事情の違いなどを徒然に語っていますが,とにかく内容古い. …
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水はなんにも知らないよ

水はなんにも知らないよ 2007/ディスカバー携書 左巻健男 とうとう出たな!っという印象です. 空前のベストセラー本「水からの伝言」「水は答えを知っている」に真っ向から切り込む批判書です. といってもこの「波動」系のあやしい水ビジネスについては,物理学会や「AERA」などでの記事で決着が付いています.しかし,そ…
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「水」戦争の世紀

「水」戦争の世紀 2003/集英社新書 モード・バーロウ/トニー・クラーク 鈴木主税訳 なんと読みにくい本でしょう. 水資源の大切さを説く本ですが, 第一部:淡水資源危機に記載されている内容になんと誤りの多いことか. 論理的にもぐちゃぐちゃなところが多くて,本当に読むのがつらかった. 本書の一番のねらいは…
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みやざき水物語

みやざき水物語 1988/鉱脈社 宮崎市水道史編集委員会編 宮崎県宮崎市の上水道整備の歴史をつづった本です. 主に「水」に焦点をあててはいるけれども,近代以降は土木事業にまつわる宮崎県・市政の歴史といってもいいかもしれません.どう予算を獲得し,どのように事業を興し,どのように採算を合わせていくかの知恵の…
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だれでもできるやさしい水のしらべかた

だれでもできるやさしい水のしらべかた 1993/合同出版 河辺昌子 素人でもできる簡単な水の調べ方についてまとめた本です. おもにパックテストを使った水質の分析の仕方を書いています. とにかく「はじめの一歩」という感じ. 子どもならこれで十分いいと思いますが,大人がまじめに取り組むのであれば,あくまで科学チ…
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水資源工学

水資源工学 2006/朝倉書店 小尻 利治著 水資源に関する実践的な本は,多いようで実は少ないというのが私の実感です. なので水資源の実際の計算方法などを説明しようと思うとかなり苦労します. 最近では水文学の総論的なものや,森林・都市など個別の流出現象を扱うものが若干増えてきましたが,水資源については良いモノ…
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文明の中の水

文明の中の水―人類最大の資源をめぐる一万年史 2004/新評論 湯浅赳男 人類と水との関係を,地政学的・歴史学的な立場から見つめている. 文明の成立との関係における水,すなわち食糧生産のための水の利用から始まり,都市システムの構築にあたっての飲料水としての水(上水)へ.それと同時に老廃物を都市から追いやるための下水シス…
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水の環境戦略

水の環境戦略 1994/岩波新書 中西準子 水の問題を水質環境を軸に,中西氏の長年の確かな研究成果を元に論じている不朽の名著. 水の問題は,いわゆる環境問題とほぼ同等な問題である. その環境問題をリスク/ベネフィットを吟味してそれぞれのフェーズで取り組んでいく必要性を訴える. 闇雲に環境を保全すればいい…
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シルクロードの水と緑はどこへ消えたか?

シルクロードの水と緑はどこへ消えたか? 2006/昭和堂 日高敏隆 中尾正義 編 端的に言って非常に面白い本でした. “水”環境の変遷に的を絞ったシルクロード・砂漠の本というのにお目にかかったことがなかったので非常に興味深く読むことができました. 砂漠を流れる河川の特徴,オアシスの姿,それから地下水. …
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